タネ 挑戦の連鎖(2)

タネを持ち立ちすくむ彼がいる。

「やりたい」のタネは彼諸共、聖域をもって守られる必要がある。

タネは発芽までの時間を必要としている。

1つ目の出芽を経験すれば、彼は自分の力で芽を出す力をもつことができる。

1つ目の開花を経験すれば、彼は育てる側にまわることができる。

僕らは誰かの「やりたい」を育てる。

タネを持ち立ちすくんでいた彼を、花職人へと育てていく。

 

僕らは挑戦する。

だから、彼らは挑戦する。

今日も人間が歩いていく。