前に進むべきか、立ち止まるべきか。 生まれ出るリスクを案じて心も体も重くなっていく。 借金は返せるか、建物はずっと残るのか、客は来るのか、定着するのか、思った客層は本当にいるのか、工事費用が天井越えで出たらどうするのか、ぼくのつくる料理は評…
社会の中で上手くできない特性はすべて障害か? また生きづらさに引っ張られ、抱きつかれる夜。 誰かと一緒に物事を上手に進められない。人が離れていく。 それは障害か?能力不足か? 「ちゃんとする」って言葉は好きじゃない。でもちゃんとしないと他人は…
日曜日の朝 故郷へ仕事に向かう電車内 「7:50の電車に間に合う」簡単なことにさえ汗だくにならないとできない これが大人ってやつだったか 走り去る町中に遠く大きく見えた濡れた地面 水たまりになりそうでならない滲み方に歯痒さを思い出す 学生の頃、休日…
用意周到に練られた通り、他者を出し抜く如く、狙った結果に辿り着く。 打算的で賢しい人の在り方に嫌気がさす。 セッションの美しさが眩しすぎて、できないことを嫌なものに仕立て上げているだけというのに。
昨晩の夢の話。 あんまり医師の仕事について書くことはないのでレアな文章。 自分自身が銃弾を受けたらしく、その場に医者が自分しかいない。 自ら腹を開けて中を確認し、大丈夫そう。 ついでに腸も観ておくか、とおもったら腸に腫瘍がある。 さて、開けたは…
一歩前に進むと、足りないことに気がつく。 動けば動くほどに、欠落した能力や感情や、自分ではどうにもできないことに想いが及んでしまうのに、前に進もうとすることはやめられない。 欠落した「まだ」というおもりが、囚人の足かせのようにいくつもまとわ…
人にエネルギーの源泉を委ねるな。 人にエネルギーを吸われるがままにするな。 自分のエンジンは自分でつくっていくんだよ。 せいぜい他者との関わりで配管故障を点検する程度だよ。 たまに干渉するけど系は違うものにしておかないと。 覚悟もなく人間やって…
僕は、まだ誰もみたことがないものをつくりたい。驚きで一つ、世界に噛みつきたい。それに拒否や否定が集まる。キングコング西野さんの言葉を借りれば「新しいものを理解できない人って、自分が恥をかくのが怖くてまず否定するんですよ。」ということだし、…
理想には届かない できないことだらけを 全てできるようにしようとして 自ら傷ついていく 理想には届かない 理想が高すぎることが問題でなくて 自分の今を認めたり 誰かに言われることへのコンプレックスを処理できない自分自身の心構えの問題 理想には届か…
生きてくことはつらいこと 身体は疲れていないけれど 心が疲れて 僕は動けない 気持ちのせい 気持ちのせい そっか、気のせいだ
タバコ シーシャ お香 その本質は 深呼吸 僕らには 深呼吸が 足りてない
円1つに中心1つ 真ん中と真ん中が許し合って、境界線が消えていく 真ん中と真ん中が新しいをつくりだす
ひとりで立っていられないから いろんなものに寄りかかり矯正される 外からの力で姿勢が伸びる 私をRe:setする
今日がこぼれおちて 走り去っていく 自制の効かない今日1日に乗って どこへもいけない僕 見えているものだけが答えではないし とどめておきたいものがそのままなんて 思い込みでしかない 懐かしさに触れたくて、昔を見つめる だからって何か取り出してこれる…
”もう”話すことができなくなった いまは肩の力の入れ方もわからない 引いて、押して、確かめ合って 相手のない綱引きの先に触れあいは生まれない 寂しいだけだよ 1人じゃ遊べないもの
酒がある 人がいる 集まってくる 必要とされている 今ぼくは生きている
知らない人に話しかけてはいけないという 決まりはない 僕らは知らず知らず「掟」に縛られて生きている 「誰とでも話せる世の中だったら」 その願いがSNSやバーチャル空間に投影されているのかな
知人、友人、仲間、家族… その区切りが軸にある限り、地上をただ歩き回るだけ 円環の上で”僕ら”が回り続けている 私はあなたで あなたは私
タネを持ち立ちすくむ彼がいる。 「やりたい」のタネは彼諸共、聖域をもって守られる必要がある。 タネは発芽までの時間を必要としている。 1つ目の出芽を経験すれば、彼は自分の力で芽を出す力をもつことができる。 1つ目の開花を経験すれば、彼は育てる側…
パリンと割ってグサッと刺す。 割れた破片は細かすぎるから、 一周回って僕を、通りかかって誰かを刺す。 奥に入り込んだ破片は、 体を動かすたび突き刺さり、身悶える。 割った彼はいずこ今どこへ。 パリンと割ってグサッと刺す。
365日。 1つ加えて366日。 まわる地球に乗る私。 今日からこの数だけ詩(うた)を書きたくなった。 ー「地球がまわる音を聴く」を受けて
去年の暮らし、僕は満足していた。 すでに大学生となった友だちをうらやむこともなく、誰かと比較して苦しむこともほとんどなかった。ただ、ただ、自分を見つめて、自分と戦い、本や映画や他人との会話それ自体に救いを求めた。何かする時に、それ以外の思惑…
浪人のときから詩には少し興味があった。 熱中するものって、別に部活やサークルである必要はない。 よし、1日1つずつ積み重ねていこう。 (以下、「自分の感受性くらい」茨木のり子)
もうバタバタするのはやめよう。 僕は人に何か求めすぎていた。そんなの先のことで、一体相手との関わりで何が起きるかなんて想像しちゃいけないことだったんだ。それに気づかず、いつの間にかお父さんの真似をしようとして、それで…。 それでこんな自分にな…
行ってきます。 心地よい場所からstep outしてえいっぱい新しいものに触れて 帰ってこよう。 毎日の中に新鮮さを 大切なものをここに見出すために。 また来年。 2019.9.18
Buonasera. 若いままの僕が若いままに感じること1つ1つが、青くさくて悔しい。 賢しさばかり身につけた私が、賢しくもまとめあげる表現がうっとおしい。 賢く育った大人が、賢く語りかけるその語り口をぶん殴りたい。 僕の中の格闘家が、社会でうまく生きよ…
直視すると押しつぶされそうだ 直視する瞬間を避けなければ今は歩いていけなくなる手前にいる お金もない 経験もない 技術もない 度胸もちょっとない だけど、進まなきゃいけない その道を歩き出さなければ、人生が流れていくだけになってしまう 吐きそうだ …
書けなかった文章がある。 僕は誰なのかということ。 きっと臆病は昔からのものだ。 食べることは好きで、人が喜ぶことも好き。 おばあちゃんが喜んでくれたのが嬉しくて、たくさん食べた。 誰かが喜んでいる姿は嬉しい。 一生懸命なふりが得意だ。 そのどれ…
このいたずらにひまな人生を 「あなたとなら」